宮島の紅葉谷公園ついて

観光スポット

紅葉谷公園

紅葉谷公園には約700本の紅葉があります。
種類はイロハカエデが約560本ともっとも多く、オオモミジ約100本・その他ウリハダカエデやヤマモミジ等が約40本。

春から夏にかけて、葉に澱粉質を蓄え、霜が降りる秋になるとアントシアニンという物質に変わります。このアントシアニンという物質の量によって、紅葉の良し悪しが決まります。

春から夏にかけては緑が清々しく、11月中旬から下旬にかけては紅葉が綺麗です。

  • 紅葉谷公園
    新緑の紅葉谷公園入口(もみじ橋)
  • 紅葉谷公園
    紅葉の紅葉谷公園入口

宮島の紅葉の見ごろは?おすすめスポット5選とともに徹底解説「宮島でめいっぱい紅葉を楽しみたい!」そう思う人に向け、この記事では、【宮島の紅葉の見ごろはいつ?】【地元目線での紅葉オススメスポットはどこ?】【人出が多いこの時期、快適に観光するコツは?】など、必要な情報をすべて解説します!詳細を見る



紅葉谷川庭園砂防

重要文化財

昭和20年(1945)9月17日に宮島を枕崎台風が直撃しました。
紅葉谷川の上流で発生した山崩れは、土石流となって紅葉橋、旅館、嚴島神社を次々と埋没していきました。
昭和23年「特別名勝厳島災害復旧工事」が砂防事業としてスタ-トし、史跡名勝地としてふさわしい工事を行うため、次のような「岩石公園築造趣意書」が作成されました。

  1. 巨石、大小の石材は絶対に傷つけず、また割らない。野面のまま使用する。
  2. 樹木は切らない。
  3. コンクリ-トの面は眼にふれないよう野面石で包む。
  4. 石材は他地方より運び入れない。現地にあるものを使用する。
  5. 庭園師に仕事をしてもらう。石屋さんもノミと玄翁は使わない。

紅葉谷川庭園砂防
紅葉谷川庭園砂防(奥紅葉谷)

庭園砂防は、安全性の高さはもちろん自然に溶け込んだ美しい庭園を形造っています。
戦後間もない、物資の不足している時代に行われたもので、工事に携わった人々の情熱を感じます。